大阪市立博物館 
万博開封展目録を
参考にいたしました。
日本館をガスタンクと
形容した政治家もいた
スタンプコレクションより
ワシントン州パビリオン
毎日新聞1970年3月
17日縮小版より
アメリカ館の月の石
国際情報社
 人類の進歩と調和より
スタンプコレクションの
後半には
アポロが追加された。
万博の目玉商品のひとつは月の石だった。

万博の寸前にアポロ11号の持ち帰った石が
大阪と東京で公開され前景気をあおった。

この石はわずか28グラムだったが大阪の市立博物館は
5日間で4万人の動員を達成した。

万博が開催されアメリカ館にはアポロ12号の持ち帰った
大人のこぶし大の石が大人気となった。

実際は強烈なライティングのために銀色一色にしか
見えなかったのだが。

3月の末にはアポロ12号の乗員
も来日し同館を訪れ月の石と再会を果たした。

4月になるとアポロ13号の事件が報道され一層
人々の関心を呼んだ。

アメリカ館にはアポロ13号に積まれたのと同じバッテリ
が展示されていた。

月の石は実は他の場所でも見ることができたのだ。

一つ目は開会式には間に合わなかったが3月15日の
午前中から展示を開始したワシントン館だった。

同州のハンフォード研究所がアポロ11号の月の石を
分析した縁でニクソン大統領から贈られたものを急きょ
展示したのだ。

ただし大きさは米粒ほどで五つ合わせて
約2グラムだった。

以外なところでは日本館の4号館 科学の空間に展示
されていたものがあった。

4月24日にアメリカのニクソン大統領が佐藤栄作首相に
贈ったものを5月18日から展示したのだ。

大きさは マッチの頭位のものが4個だった。
会期終了とともに月の石はアメリカに帰った。

その後 日本館の月の石はアポロ17号の
持ち帰った石とともに
国立科学博物館で展示された。

なおアポロ11号の持ち帰った石は静かな海から
採取されたもので地球上の玄武岩に似たものだった。

アポロ12号の石は嵐の太洋から持ち帰ったもので
重さは約930グラムもあった。

日本館の月の石の展示に対して よその国から
もらったものを展示するのは いかがなものかと
一部の人たちが新聞に投書をしたが なかなか
アメリカ館で月の石を見れない人達には よくぞ
展示したと歓迎されたと聞く。

臨機応変に展示を決めた日本館は偉いと思うが
公式記録にも政府の報告書にも その時の写真が
一枚も掲載されていないのは なぜだろう。

資料を持ちの方はぜひご教示頂きたい。

近年アメリカの博物館が閉鎖され
宇宙船などの展示物とともに月の石も
オークションに出品された。

開始価格は約1300万円だったが
落札者は公表されなかった。

安いのか高いのか私にはわからない。

なお いつも満員のアメリカ館だったが午後8時を
すぎると ほとんどの観客が帰路に つくためほとんど
待たずに いつも入れたのだった。
月の石について
大阪の月の石展
インフォメーション
センターへ

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル